メール関連
From: asa (Naoki ASAKAWA)
To: student@takeuchi.mce.uec.ac.jp
Subject: Welcome to UNIX world!
Date: Wed, 17 Apr 96 17:12:58 JST
あさかわです。
新しく登録されたみなさん、ようこそUNIXの世界へ!
基本的に、皆さんはゲートウェイサーバであるnancyに登録され、そこを通
してメールやWWWなどの外部の世界とやりとりを行なうサービスを受けるこ
とになります。こういったサービスを受ける場合は、必ずnancyにログインし
なくてはなりません。と、いっても物理的にはnancyことSS5は一台なので、こ
れをみんなで使う為に、みなさんそれぞれに物理的なコンソールとしてのマシ
ンを割り振りました。割り振られたマシーンにログインし、そこからnancyに
リモートログインして下さい。むろん空いてれば、直接nancyのコンソールを
使っていただいても構いません。これは、いっぺんに登録するのが大変だった
のでそうしただけで、使ってみたいマシーンがあれば、竹内研ホイーラーズや、
鬼軽商会に遠慮無く申し出て下さい。必ずご希望に沿うでしょう(暇なら)。
さて、皆さんのメールアドレスは
login-name@takeuchi.mce.uec.ac.jp
となっています。login-nameは皆さんがログインする際に入力するものです。
たとえば私なら
asa@takeuchi.mce.uec.ac.jp
の"asa"の部分です。友達や就職活動などで人に教える時は後ろのところまで、
まとめて教えて下さい。
次に研究室関係の主なメールアドレスですが
--------------------------------------------------------------
takeuchi@mce.uec.ac.jp 竹内先生
(以下は@takeuchi.mce.uec.ac.jpを補って下さい)
asa 浅川
mori 森重
karu 中軽米
ye 葉
izawa 伊沢
ishi-dat 石田
isigurom 石畝
hiroto 渡辺
tsuchi-j 土田
mitsu-s 光栄真司
kimura-k 木村研
toda-k 戸田健司
ishi-s 石塚伸護
uno-y 宇野祐子
taka-s 高橋聖次
hira-t 平林智則
mori-s 森茂雄
nuttap-s ナッタポン=ソンスウィッツ
yama-h 山下裕史
nozaki-m 野崎学
nakasyo 中庄司健二
*特別なアドレスとしては
student 学生全体
ob 竹内研OBメーリングリスト参加者
wheelers 管理者として面倒を見てくれそうな人(名称、メンバ未定)
--------------------------------------------------------------
です。
このメールはテストを兼ねていますので、読んだ人は返事を下さい。なお、
メールによる連絡はしばしば行なわれますので、最低でも1日1回はログイン
するようにして下さい。
もう少したったら、噂のWWWの関するトピックをお知らせします。お楽し
みに。
---
asa@takeuchi.mce.uec.ac.jp / あさかわ
From: karu (Naoki Nakakarumai.)
To: student
Subject: oneko!!
Date: Sat, 20 Apr 96 23:53:39 JST
みなさんこんにちは。かる@M2です。
主に新学部生の方に、メイルの使い方について一言。
皆さんに届くメイルで宛名が "student"で届くものがあります。(ex:浅川さん
から届いた "ようこそUNIXの世界へ" のメール等)そのようなメールは "r" コ
マンドで返事を書くと、返事が 発信者だけではなくstudent にもいってしまい
ます。つまり student とは 竹内研のメンバー + 浅川さん なわけで、メール
の発信者だけに送るものが その全ての人に送られてしまいます。これを防ぐ
には送信メールの上の部分にある
>> To:(誰かの名前) < == 宛先
>> Subject: Re:hoyarara < == メールの題名みたいなもの
>> CC:student < == カーボンコピー先
となっている部分の "CC:student" の行を削除すればOKです。ちなみにここの
"CC"とは カーボンコピー(Carbon Copy) の略で、送るメールの内容をこの宛
先へコピーして送ることができます。
その他Muleによるメール機能の使い方に関して、詳しく知りたい場合は、上級
生や浅川さんに聞くか、
UNIX Super text (上)
入門Mule (私の机の本棚の上の段の真ん中当たりの赤い本)
UNIX Magazine
UNIX USER
Gnu emacs マニュアル
etc...
等を参考にしてください。
では。
(略)
--
かる
From: hiroto (Hiroto Watanabe)
To: hira-t (HIRABAYASHI Tomonori)
Cc: asa, student@takeuchi.mce.uec.ac.jp
Subject: Re: Caution!
Date: Mon, 15 Jul 96 12:02:33 JST
ときどきなんのことやらわからないメールみなさんのところに迷いこんでいることが
あると思います。
特に"hira-t"くんからのものが多いのですが、これはメイラー(メイルを読んだりする
プログラム) Rmail でメイルの返事を出す際のコマンド'r'を使うために起こります。
この返事を書くリプライ'r'コマンドは、'From'と'Cc'に書かれていたアドレスを写して
返事を送ります。
そのためasaさんがCcのところにstudentとしてみんなにメールを送って
いた場合、リプライ'r'では返事をasaさんだけでなくstudentみんなに丁寧に出してしまい
ます。
まあ対した内容でないときは特に問題がありませんが、意味不明のメールには
困ってしまう事もあるので注意しましょう。
--
*====================================================*
\\ 電通大 情報システム運用学専攻 竹内研 //
> > 渡辺 洋人 (Hiroto Watanabe) < <
// hiroto@takeuchi.mce.uec.ac.jp \\
*====================================================*
From: izawa (Masatoshi Izawa)
To: hiroto
Cc: student@takeuchi.mce.uec.ac.jp
Subject: Re: Caution!
Date: Mon, 15 Jul 96 14:21:37 JST
< Mon, 15 Jul 96 12:02:33 JST Hiroto Watanabe wrote >
> ときどきなんのことやらわからないメールみなさんのところに迷いこんでいること>があると思います。
>特に"hira-t"くんからのものが多いのですが、これはメイラー(メイルを読んだりする
>プログラム) Rmail でメイルの返事を出す際のコマンド'r'を使うために起こります。
>この返事を書くリプライ'r'コマンドは、'From'と'Cc'に書かれていたアドレスを写し>て返事を送ります。
>そのためasaさんがCcのところにstudentとしてみんなにメールを送って
>いた場合、リプライ'r'では返事をasaさんだけでなくstudentみんなに丁寧に出してし>まいます。
これだけじゃどうしたらいいのかわからない人もいると思いますので、
簡単な対策を書きます。
例えば mule 上の Rmail でコマンド'r'を使うと、新しいバッファ
(編集画面のこと)が現われて、自動的に下記のようなヘッダがつきます。
>To: hiroto
>CC: hira-t, asa, student@takeuchi.mce.uec.ac.jp
>In-reply-to: < 9607150302.AA18703@nancy.takeuchi.mce.uec.ac.jp> (hiroto)
>Subject: Re: Caution!
>--text follows this line--
これはこの(今書いてる)メイルのヘッダを参考例として挙げたものです。
で、一行目の To: 以降が宛先で、二行目の CC: 以降が同時に送付するアド
レスになります。そこで、もし、hiroto だけに返事を返そうと思うのなら、
二行目をまるまる削除して送付して下さい。それをしないと hira-t と asa
と student にも行ってしまいます。ちなみに、この例では、CC: の hira-t
と asa は student に含まれるので、彼らにも送るつもりでも、この二つの
アドレスは重複を避ける為に削除した方がいいでしょう。
--
M1 伊澤
From: hiroto (Hiroto Watanabe)
To: sakamoto (SAKAMOTO Tetsuro)
Cc: student
Subject: help
Date: Sat, 26 Apr 97 13:00:51 JST
SAKAMOTO Tetsuro writes:
> はじめまして、坂本です。今困っています。
> すみませんが、教えて下さい。
> Mーx rmail で mail を読んでいて r で返事を書く時、
> ToとCCの両方に相手のメールアドレスが出て来てしまいます。
> CCの方を消す方法がありますか?あったら教えて下さい。
僕はメイラーに rmail を使っていないのでよくわかりません。
rmail は使いにくいし、すぐにメールボックスが大きくなってしまうので困ります。
mh-eを使っていた人も多いようですが、nancyにはインストールされていません。
そこで僕(と浅川さんとかるさん)が使っている"vm"をお勧めします。
vm では、届いたメールを仕分けするのがとてもやりやすくなっているので、
メールボックスが大きくなることもなく、探すのも楽です。
コマンドもいろいろあるようなので、普通に使うには十分だと思います。
たとえば、坂本くんの質問のように rmail では、返事を書く時に r コマンドを行うと
CCの相手にまで自動的に返事がいってしまいますが、vmでは
r:fromの相手にのみ返事
R:fromの相手にのみ返事(引用付き)
f:CCの相手のも返事
F:CCの相手のも返事(引用付き)
のようにコマンドが使い分けられます。
起動はmuleを立ち上げてから
M-x vm
です。詳しい使い方は
Ctrl-h i
でヘルプINFOのページに行って、* VM User's Manual: (vm-jp) というのがあるので
それを読んでみてください。
--
=== 渡辺 洋人@電通大 情報システム運用学専攻 竹内研 ===
== hiroto@takeuchi.mce.uec.ac.jp ==
=== http://www.takeuchi.mce.uec.ac.jp/~hiroto/ ====
From: hiroto (Hiroto Watanabe)
To: asa
Subject: about vm
Date: Tue, 16 Apr 96 13:07:38 JST
渡辺です。
昨日、メールリーダのVMを使えるように.emacsを設定しました。起動できるようにな
ったのですが,"setq vm-auto-folder-alist"のところの指定の仕方が良く解りません。
例えば"student"などのアドレスの内容などはどこに書けば良いのですか?
教えて下さい。
ついでによければ"Lisp"とはなにか教えて下さい。よろしくお願いします。
To: hiroto (Hiroto Watanabe)
Subject: about vm
In-Reply-To: < 9604160407.AA07341@nancy.takeuchi.mce.uec.ac.jp>
References: < 9604160407.AA07341@nancy.takeuchi.mce.uec.ac.jp>
FCC: /shome/asa/FCC
--text follows this line--
毎度。
> 昨日、メールリーダのVMを使えるように.emacsを設定しました。起動できるようにな
> ったのですが,"setq vm-auto-folder-alist"のところの指定の仕方が良く解りません。
> 例えば"student"などのアドレスの内容などはどこに書けば良いのですか?
> 教えて下さい。
まず、
(setq vm-folder-directory "/shome/asa/vm/")
によって、メールを分類後にセーブするフォルダを指定します。次の行以降で、
ヘッダに含まれる文字列によって、どのフォルダの中のなんというファイルに
メールの内容をセーブするかを指定します
(setq vm-auto-folder-alist
'(("To"
("net-wg" . "net-wg")
("ob@takeuchi.mce.uec.ac.jp" . "ob")
)
これは、メールのヘッダの"To:"のフィールドに"net-wg"の文字列が含まれて
いれば、vm-folder-directoryで指定されたディレクトリ以下の"net-wg"とい
う名前のファイルに追加書き込みされ、"ob@takeuchi.mce.uec.ac.jp"が含ま
れていれば、"ob"というファイルに書き込まれる、という意味です
("Cc"
("net-wg" . "net-wg")
("ob@takeuchi.mce.uec.ac.jp" . "ob")
("student" . "student")
("takamat" . "tsukikai")
)
これも同じで、"Cc:"のフィールドに前半の文字列が含まれていれば、後半の
名前を持つファイルに書き込む、といった意味です。そのほかにも"From:"や
"Subject:"など、ヘッダのフィールドについて、自分で自由に定義可能です。
詳しくは”M-x info RET”で出るinfoのメニューから”VM User's Manual”を
選んで、ざっと見て下さい。
#日本語なので安心してちょ。
> ついでによければ"Lisp"とはなにか教えて下さい。よろしくお願いします。
Lispは言語の名前です。人工知能系の言語で、ISの人なら、どこかで聞く、
あるいはやることになるでしょう。やたらと()が多いのが特徴で、計算機系の
学科で、コンパのときにLispの歌を歌うといった風景がよく見られます。
もともとemacs(Muleのご先祖)はこのLispで書かれていたので、環境設定や、
機能拡張にはよくでてきます。これがemacs Lispとよばれるものです。実は上
で設定したのもLispの形式にしたがったもので、あーいった感じに書いてゆき
ます。
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asa@takeuchi.mce.uec.ac.jp / あさかわ
From: asa (Naoki ASAKAWA)
To: student@takeuchi.mce.uec.ac.jp
Subject: POPper get started!
Date: Thu, 17 Jul 97 22:05:16 JST
浅川です。
最近増加しつつあるnancyの負荷に対応すべくnancyでPOPserverを立ち上げま
した。popperと呼ばれるサーバにRPOPパッチをあてたものです。これにより、
直接nancyにloginしなくても、POPcliantとしての機能をもつUNIX上、あ
るいはパソコン上のメールリーダからメールを読み書きできます。一般的な使
用可能クライアントとしては、MH, Mozilla, Eudora, Becky, Winbiff などが
あります。
理屈についてはUNIX MAGAZINE 1995/2,3月号あたりをみて下さい。
以下注意事項です
○上記文献にも書いてありますが、このシステムはパスワードと本文が暗号
化されずにネットワーク上に流れるため、悪意を持ってデータをモニタしてい
る者があれば、パスワードのクラックや、メールの内容の盗聴が可能です。ネッ
トワークの経路によってはそれらの危険があることを知っておいて下さい。
#ここのセグメントは6Fが不特定多数が使用しているので危ない。
○IE, Exchenge, MSINなどのMSの製品については、変態的な文字コードやID
を送り出さないような設定ができない人は使用しないで下さい。基本的に
8bitのデータは生で流すと欧米を通ったときに化ける可能性があります。
○WinやMacを使用すると、添付書類が簡単に扱えるので楽ですが、例のマクロ
ウイルスの一番の感染源ですので、わけのわからん添付書類には充分注意して
下さい。
○添付書類として扱うとワープロの文章ファイルや画像データも簡単に送れま
すが、ほいほい圧縮せずに添付するのはやめましょう。大きなファイルは50kB
を目安に圧縮、分割して、時間を置いて投げるようにして下さい。スプールが
溢れます。
○また、引続き、Subjectには当分漢字は使用しないで下さい。
---
asa@takeuchi.mce.uec.ac.jp / あさかわ
To: student@takeuchi.mce.uec.ac.jp
From: gawa@takeuchi.mce.uec.ac.jp (gawa)
Date: Sat, 14 Aug 1999 17:14:57 +0900
Subject: Move RMAIL from home to shome
宮川です.
ご存知の通り,RMAILファイルはこれまで受け取ったメールをまと
めて1つにしたファイルです.そのため,時間が経てば経つほど /home
ディレクトリを圧迫します. 最悪,login ができてもなんにも作業
ができないこともありえます.
これは,溜め込んだ本人のみならず,他の人にも大迷惑かけますの
で RMAIL ファイルを /shome の方に写してください.
また,RMAILのバックアップファイル を作成しないようにして下さい.
※これは,今現在,RMAILを使っていない人も同様です.
★移動の方法です.
#これはすべてホームディレクトリ上で行います.
#分からない人は
# % cd ~
#を実行した後のお話です.
1. まずはおもむろに /shome の方へ移動させる.
% mv ~/RMAIL /shome/(username)/
2. バックアップファイルのある人は消す.
% rm RMAIL~
3. ホームディレクトリ上で .emacs ファイルで以下を編集
;プライマリメールファイルの指定
(setq rmail-file-name "/shome/gawa/RMAIL")
^^^^^^^^^^^^^^^^^自分のディレクトリ名ね(^^;
;RMAILファイルのバックアップを作りません
(defun rmail-mode-hook-func ()
(make-variable-buffer-local 'make-backup-files)
(setq make-backup-files nil))
(setq rmail-mode-hook 'rmail-mode-hook-func)
4. Mule を立ち上げて, 過去のメールが読めるかどうか確認する.
以上です.
/home の少ない資源を大事にしましょう.
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電気通信大学 電気通信学研究科 機械制御工学専攻
設計生産システム講座 竹内研究室 修士課程2年
宮 川 治
E-mail : gawa@takeuchi.mce.uec.ac.jp
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http://www.takeuchi.mce.uec.ac.jp/
www-admin@takeuchi.mce.uec.ac.jp