購読雑誌の管理について


  1. はじめに
  2. 雑誌の保管環境
  3. 管理の方法
  4. 1 ノートへの記載が義務づけられる場面
  5. 2 ノートに記載する内容
  6. 細かいこと
改訂履歴

1.はじめに

ある分野の最新知識を得るためには、やはり、その筋のオタクな雑誌を定期購読する必要があるが、定期的にそのような雑誌を欠かさず読み、かつ、そこで得た知識を間違えなく、長期に渡って記憶していることは稀(たまに、そういう人もいるけど)である。よって、雑誌の利用方法として、辞書的な使用方法、すなわち、何らかの問題が生じた際に解決の方法あるいはヒントを得るため、雑誌の記事を検索するという使用方法が採られることが多い。しかし、雑誌の管理環境が掲載記事を迅速に検索・調査できる環境になければ、このような雑誌の使用方法に重大な支障を来たすことになる。経験のある人はお分かりであろうが、はっきり言って、調べる気が全く湧かなくなるのである。
そこで、年度末(1999.3)を迎えた今日この頃、購読雑誌を整理し、前述のような「雑誌のあるべき管理環境」を構築するべく、立ちあがちゃったりしちゃったのである。以下のような環境を維持することによって、掲載記事の調査がスムーズに実行できるだけではなく、雑誌の紛失事故などを未然に防止することが可能になり、また、もし、そのような事故が起こったとしても、責任の所在が明確になる(まるで "ISO 9000 series" のようだ!!)と考えられる。
ということで、以下のような"きまり"を遵守するよう、よろしゅうお頼み申しあげます。
(不満な点や改善点などがあれば言って下さい。改訂します。場合によっては、申し出た人に改訂を頼むこともあります。)

2.雑誌の保管環境

乱雑に保管されていた(投げ込まれていた)書棚の雑誌を徹底的に整理整頓し、各雑誌ごとに時系列で並べました。このようにしておけば、掲載記事をスムーズに調査可能となります。少なくても、やる気を損なうことはないでしょう。絶対、この整理整頓された状態を維持するようにしてください。エントロピーの増加は許しません。

3.管理の方法

要はカードキーの管理と同様に、雑誌の持ち出しをノート「TAKEUCHI LAB. 雑誌管理帳面」に記録することによって管理するということです。

3.1 ノートへの記載が義務づけられる場面

雑誌をその雑誌が保管されていた書棚前以外の場所(自分の机など)で使用するとき。

これは、竹内研以外の人にも適用されることとする。

3.2 ノートに記載する内容

  1. 借用日付と時間
    まぁ、とにかく書いてください。
  2. 借用人の名前と所属
    <借用人が竹内研所属である場合>
    借用人の名前は個人が確定できる名前でよく、俗称や通り名でも可。また、その所属は書かなくてもよい。借用した雑誌について全責任を負うものとする。
    <借用人が竹内研以外の所属である場合>
    当たり前だが、借用人の名前は本名、また、その所属は赤の他人にも特定できる所属を書くこと。かつ、竹内研所属の人間に借用の承認を受け、その名前を「確認者」欄に記入してもらうこと。借用された雑誌に関する事故(雑誌を紛失した、破損した、返却予定日までに返却されてないなどの不都合と、それに付随・起因した不都合も含む)が起こった場合の全責任は、借用人と確認者が負うものとする。(この辺がISO 9000seriesチックだ!)
    よって、確認者は借用人の名前や所属、借用雑誌名や号名およびCD-ROMなどの付属品など、雑誌に付帯する全てのものを充分に確認する必要がある。
  3. 借用雑誌名と号名
    借用雑誌が特定できるように正確に書いてください。
  4. 主に使用する場所
    借用されている間に緊急にその雑誌が必要になったときの対策。これがあれば、借用人がいなくても雑誌を捜し出して、また、借用人が雑誌を使用していても雑誌を貸してもらって、必要な部分をコピーするなどの対応が可能となる。
    すなわち、借用人は借用期間内の雑誌を使用しない時間帯には、この場所に雑誌を保管しておいて下さい。だけど、主に使用する場所が学校の外部とかだと意味無いけど。
  5. 返却予定日
    この日に返却ができない事情があるときは、竹内研所属の人間にその旨を連絡すること。また、返却予定日を過ぎているにもかかわらず返却されていない場合は、このことに気付いた竹内研所属の人間が、その旨を借用人(あるいは確認者)に指摘し、改善を求めることができる。
  6. 返却日付と時間
    返却に際しては、2章で言及した保管環境を維持するため、適切な場所に格納してください。
    <借用人が竹内研所属である場合>
    できれば、返却したことを他の竹内研所属の人に確認してもらうとよく、もっと言えば、その人のサインをもらえればさらによいのですが、強制はしません。が、確認してもらわないと、悪意を持った人にハメられることも考えられます。(ここまで、考えなくてもいいような気もするが)
    <借用人が竹内研所属以外である場合>
    竹内研所属の人間に返却を確認してもらい、「確認者」欄にその名前を記入してもらうこと。確認者は、返却された雑誌が貸した雑誌であることや雑誌の付属品などの有無、および破損などの事故がないか確認すること。後に、この雑誌に関して不都合が発見された場合は、借用人と確認者に対応を求めることができる。
  7. 備考
    気付いたことを書いてください。

4.細かいこと


改訂履歴

V1.01 1999/03/29 行方不明雑誌の調査結果を追加 by ishidat
V1.0 1999/03/15 by ishidat


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