ノートパソコンの管理について


  1. はじめに
  2. 従来の方式
  3. 図書館方式
  4. アプリケーション系個人データの扱い
  5. 持ち出しについて
  6. 細かいこと
  7. 各マシンとその概要
改訂履歴

1.はじめに

近年、地価の高騰に伴い、スペースの有効利用が重要課題となりつつある。そ の一環として、必要な時に自分の机で使用できるノートパソコンの導入は On-demand conceptの見地からも有効な手段と言える。本研究室所有のノート パソコンもそういった背景から増加の一途を辿っており、その管理について方 法を考えることは急務と言えよう。

そこで、ここにノートパソコンの管理のフィロソフィーとその実際についての 簡単な決まりを提案するものである。

2.従来の方式

従来、ノートパソコンは管理者(主に院生)を決め、その個人に管理、運営を 一任する方式をとっていたが、あたかも個人所有のような印象を与え、特に学 部生などの使用を妨げ、流動的な運用ができす、稼働率の低下を招いていた。 また、特にWin95、MacOSなどの場合、担当者の趣味に偏った環境になりがちで、 操作に支障をきたす可能性すらあった。

3.図書館方式

そこで、個々の管理者を定めず、「ノートブック」という名称のアナロジーか ら、「図書館方式」といった方式を提案する。

この方式では本体と付属品を一まとめにして、パレットに収納、通常はパレッ ト単位で「本棚」のそのマシンのホームポジションに収納される。使用時には パレットごと「貸出」を行ない、使用後はパレットごと「本棚」のそのマ シンのホームポジションに「返却」する。

4.アプリケーション系個人データの扱い

ワープロなどによって作成された論文などの文章データを、Unix環境において プログラムをおこなった開発系データと区別してアプリケーション系個人デー タと呼ぶこととする。

図書館方式においては、どのマシンを使用した場合にもなるべく作業環境に差 異が出ないように、プレーンな環境を保つこととするが、特にアプリケーショ ン系個人データはなるべく各マシンのユーザ領域に 継続的に保存しない こととする。もし置くとすれば、作業時に作業領域として使用するためであり、 返却時には必ず消去する こと。もちろん、残しておいたものが他のユーザによって消去されても問題が ないようにすること。アプリケーション系個人データは、基本的にはアプリケー ション系ファイルサーバの個人データディレクトリ(xenia:/user/ 以下の個 人ディレクトリ)に収納すること。

5. 持ち出しについて

休みの日などに、家でパソコンを使って書き物をしたいということは 当然考えられる。そのような場合は「竹内研究室 ノートパソコン 貸出ノート」 に必要事項を記入してから持ち出すこと。返却時には、返却日時をノートに 記入する。備考のところに、借用中にパソコンの状態について気付いた点などを 書いておくと、後に問題があったときに役に立つかも。

6.細かいこと

7.各マシンとその概要

改訂履歴

V1.2 1999/03/15 by m-shige
V1.1 1998/05/07 by m-shige
V1.0 1998/04/25 by asa


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