学生最後の夏・北海道の旅


第8日目/北海道の旅、いちばん長い日


寝心地が悪くて朝は早く6:00ごろに目が覚めてしましました。

摩周湖
摩周湖

天気が悪かったので見えないだろうと思いつつも、7:00に摩周湖の展望台に登ってみると、なんときれいに湖面が見えました。早起きは三文の得。でも初めて摩周湖に行って湖面が見られると男の場合、出世が遅れるらしい。(女の場合は結婚が遅れるという噂も。)

北きつね
北キツネ

摩周湖から屈斜路湖に向かう途中で、北キツネがふらふらと道に出てきました。いつか轢かれてしまいそうに危なっかしいです。 でも、かわいらしかった。

砂湯クッシー
元祖、砂湯クッシー

この後は屈斜路湖畔の温泉巡りとなりました。砂湯は湖畔の砂を掘ると本当にお湯が沸きだしてきました。湖の水は冷たいのに不思議でした。その脇に置いてあった砂湯クッシー。尻尾や首に折れたあとがあり、「弁償金100万円」なんてかいてありました。
次はアイヌ民族資料館のそばのコタン温泉。ここは屈斜路湖を眺めながら浸かれる露天風呂で、ひろびろした感じが味わえました。ちょうど掃除をするというところで、あまりのんびりできませんでしたが、もっとゆっくりと入っていたかったです。
最後は屈斜路湖の南側にある和琴温泉。ここは観光客から丸見えのところにあり、風も強くて入る気にはなりませんでした。

多和平
多和平

多和平の展望台は、まさに北海道のイメージそのもの。360度、緑の草原が広がる風景を眺められました。天気が良かったらもっといいだろうとほんとに思います。

釧路湿原
釧路湿原

釧路湿原はまたも砂利道。でもタンチョウヅルも遠くからですが、見ることができました。
北キツネ
北キツネ

またも北キツネに出会いました。どうも人に慣れているようです。のんびり寝っ転がって ました。
二本松展望所にてポーズをとる大倉 二本松展望所にてポーズをとる僕
二本松展望所にてポーズをとる二人

釧路湿原を展望できるという二本松展望所。とてもガイドブックに乗るような場所とは思えないような崖のうえにありましたが、それだけに雄大な景色が眺められました。ミスチル気分で写真を撮ったのですが、二人とも、いまいちさえないですね。

釧路駅の近くの和商市場では、ごはんを抱えてイクラやウニ、カニをその場でのせて食べました。お店の人がどんどん試食をさせてくれます。新鮮さと、活気とでとてもおいしく感じます。海の幸や果物など揃っていて、競って売っているので、お土産はここで買うのがいちばんだと思います。僕はお土産のメロンをここで買いました。

この日はここからが厳しかった。始めは襟裳岬を目指すつもりでしたが、時間も16:00と遅くなり、たとえたどりつけたとしても泊まるところがなさそうということで、変更してまた星田に泊めてもらおういうことで旭川まで行くことにしました。旭川まで約300km。帯広を通過したあたりから雨が降り始め、富良野へ抜ける途中の狩勝峠では、土砂降りと濃い霧と暗やみに襲われて前が何も見えず、冷や汗をかきながらの運転でした。そして旭川にたどり着いたのが22:30 。また夕食を華龍閣で食べて、星田の家に泊めてもらいました。結局3:00過ぎまで話をしていたので、21時間起きていたことになります。本当に長い、充実した一日でした。


・4回目の給油:燃費14.6km/l
・本日の走行距離:492km
・出発からの走行距離:2422km

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