@始動ボタンを押す.
1.2.KIRAの起動
@裏にある主電源を入れる.
Aパネルについている赤い非常停止スイッチを矢印の方向に回して解除する.
B鍵を使って,パネルの電源を入れる.
C運転準備ボタンを押す.
@原点復帰ボタンを押す.
A全軸ボタンを押す.
@ワークを十分に拭く.
A治具・取り付け具にワークを固定する.高さや幅が足りない場合はヨーカン棒を間にはさんで補う.
3.1.ATC(Auto Tool Changer)操作
@CUSTOM GRAPHボタンを押す.
Aツール交換画面になったら,パネルの矢印ボタンで上下に操作し,使用したい工具がついている番号を選択する.
B画面の"交換開始"の下のボタンを押す.
C安全を確認後,画面の"実行"の下のボタンを押す.
(注:"○○"の下のボタンとはこれらのボタンを指す.)
3.2.工具の交換
@画面の"Z軸上昇"の下のボタンを押す.
Aホルダーをしっかりとつかみ,奥に押し出すようにしてホルダーをATCから外す.
B刃を交換する.
Cホルダーをしっかりとつかみ,ホルダーの向きに注意しながら手前にはめ込むようにATCに取り付ける.
Dホルダーがきちんとはまっていることを確認した上で画面の"Z軸下降"の下のボタンを押す.
4.1.X,Y方向の原点出し
@"3.工具の交換"と同様に,タッチセンサに交換する.
AOFFSET SETTINGボタンを押し,表示を変更する.
B"総合"の下のボタンを押し,機械座標を表示させる.
Cハンドルモードで操作し,ワークに静かに触れさせる.
DG54の座標系に,触れたところの機械座標を入力する.ただしタッチセンサの分の補正も考慮する.
(注:現在使用しているタッチセンサの径は5mm)
4.2.Z方向の原点出し
@使用する工具に交換する.
Aハンドルモードで操作し,工具をベースマスターに触れさせる.
BG54の座標系に,触れたところの機械座標を入力する.ただしベースマスターの分の補正も考慮する.
(注:現在使用しているベースマスターの高さは50mm)
4.3.ワーク原点の確認
@ワークとディスプレイを見ながら,G54に入力した座標値のあたりにハンドル操作でもっていき,図面の原点位置とあっているか確認する.
5.1.エアカット
@OFFSET SETTINGボタンを押し,"EXT"のZ座標にオフセットをかけたい値を入力する.
APCとKIRAを接続する.
B自動モードにする.
Cシングルブロックモードにする.
D早送り速度,送り速度をダイヤルで遅めに調整する.
E通信ソフト(Dnc.exe)を起動し,送信開始する.(通信設定は画像参照)
F起動ボタンを押す.
5.2.加工
@OFFSET SETTINGボタンを押し,"EXT"のZ座標を0に戻す.
APCからデータを転送開始する.
Bアプローチ直前まではシングルブロックモードで操作し,安全であると判断したら送り速度を通常に設定してシングルブロックを解除する.
@エアブラシを用いてテーブルの周りなどをできるだけきれいにする.
Aバイスや工具などもきれいにして片付ける.
BKIRAの後ろにたまっている切り屑を捨てる.
@ハンドルモードでX,Y,Z軸をだいたい中間の位置に持ってくる.
A非常停止ボタンを押す.
B鍵を回し電源を切る.
C主電源を切る.
Dエアコンプレッサーの電源を切る.